オートバイの盗難件数は5年前と比べると半減しているものの依然として多く、平成29年中の都内のオートバイ盗難発生件数だけでも1,730件ありました。(警視庁データより)
また、平成29年の全国の自動車の盗難件数10,213件に比べると、オートバイ盗難件数は20,184件と2倍近くに上ります。(警視庁データより)
やはりオートバイの方がセキュリティー的にも盗みやすいというのが理由のようです。
当サイトの筆者も、大切にしているバイクを盗まれたことがあり、盗まれた時はショックと腹立たしさとで、しばらくは平常心ではいられませんでした。
読者の方の中には、私と同じよな経験をされた方はいらっしゃると思います。
今回の記事では、盗難に遇いやすいバイクや場所、さらにバイク盗難に遇わないための防犯対策と保管場所についてご紹介したいと思います。
盗難に遇いやすいバイクは?
盗難に遇いやすいバイクと、遇いにくいバイクがあります。
もちろん人気の車種ほど狙われるわけですが、その時どきの流行によって盗まれる車種は変わってくるようです。
では現在ではどんな車種が盗難被害に遇っているのでしょうか?
125㏄以上のオートバイに限定すると、以下の通りとなっています。
メーカー 1位 2位 3位 HONDA CB400SF PCX150 フォルツァ YAMAHA SR400 YZF-R25 マジェスティ SUZUKI ハヤブサ1300 GSR250 スカイウェイブ250 KAWASAKI ニンジャ250/R ゼファー400/X ZRX1200DAEG Haley-Davidson XL1200X XL883N FXDL BMW S1000RR R1200GS R1200RS DUCATI スクランブラーSixty2 ディアベル モンスター400 TRIUMPH デイトナ675/R ボンネビルT100 ストリートトリプルR
盗難車種を見ると分かりますように、スポーツタイプや根強い人気のネイキッドタイプ(本来のオートバイらしいレトロニムなバイク)、ビッグスクーターなどが最近では狙われやすいようです。
バイク盗難に遇いやすい場所は?
ではどんな場所でバイク盗難に遇っているのでしょうか?
平成29年中に都内でオートバイ盗難の発生場所をまとめたデータでは、圧倒的に住宅の敷地内でした。(警視庁データより)
住宅の敷地内だからと安心して、セキュリティーが手薄になっている所に、窃盗犯は目を付けているのかもしれませんね。
バイクの防犯対策
マグシャッター付きシリンダーキー
(画像引用:KITAKO マグシャッター付キーボックス)
ドライバー等によるメインキーボックスのこじ開け等から愛車を守ってくれます。
お値段も4,000円程で手軽に防犯対策ができます。
U字ロック
タイヤに装着し、通常のキーロックと併用することにより効果的です。
チェーンロック
バイクと鉄柱などを繋いで使用します。鎖が素材なので強度もあり盗難されにくくなります。
盗難防止アラーム付きディスクロック
ブレーキディスクに装着し、外そうとすると警報音が鳴るタイプの防犯装置です。
盗難されにくい保管場所
前述しましたように、実際にバイク盗難に遇っている場所で最も多いのが、自宅の敷地内です。
次いで、駐車場や駐輪場、道路上などとなっています。
自宅の敷地内に保管する場合は、防犯対策をしっかりすることにより、愛車を守ることができますが、もし駐車場や駐輪場、道路上にしか置けない場合は、防犯対策だけでは不十分かもしれません。
そのような場合は、トランクルームのバイクコンテナを利用するという方法もあります。
バイクコンテナであれば、シャッターで閉じているので外からも見えませんし、防犯カメラなど防犯対策も万全です。
自宅やマンションにバイクが置けないという人や、マンションの駐輪場はバイクNGなんてこともよくあります。
これならバイク置き場の悩みと防犯対策の両方が一気に解決するので、とってもおススメです。
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