宅配クリーニングvsトランクルーム 衣類の保管はどちらが安い?

トランクルーム

衣替えをするときにいつも思うのが、冬物のコートやダウンが収納スペースを占領してしまい、他の衣類が掛けられなくなってしまうこと。

特にマンション暮らしの私にとって、限られた収納スペースで衣類を保管するのはいつも頭を悩ませられる問題です。

そこで、衣類を一時的に預けられるサービスを利用して、お部屋の収納をスッキリさせたいと考えています。

今回の記事では、クリーニング後に衣類を保管してくれる「宅配クリーニング」と、衣類などを預けられる「トランクルーム」とではどちらが安く利用できるのか検証してみました。

「宅配クリーニング」とは?

宅配クリーニングは、家に居ながらクリーニングを出せるサービスで、クリーニング後も衣類をそのまま預かってくれるサービスです。

注文はネットで行うため、PCやスマホで簡単にできます。

宅配クリーニングのサービスは幾つかあるようですが、中でも全国エリアで大手チェーン店として展開している「カジタク(KAJITAKU)」で比較してみたいと思います。

カジタク(KAJITAKU)の宅配クリーニングの概要

カジタクを運営しているのは、誰もが知っている「イオン」のグループ会社です。母体は申し分のない企業ですね。

保管料金は、クリーニング代に含まれていて、宅配往復送料や専用回収箱もすべて込みの金額となっています。ただ、1点からの依頼はできず、6点・10点・15点のパック料金となっています。

「カジタクの保管付き宅配クリーニング(通常プラン)」(税抜)

15点パック 10点パック 6点パック
価格(税抜) 15,000円 12,000円 9,000円
1点あたりの料金 1,000円 1,200円 1,500円

ちなみに、高級ブランド品や上質素材のクリーニングや、染み抜き・毛玉取りなどワンランク上の仕上がりも選べ、こちらは「白洋舎」のロイヤルクリーニングサービスで依頼できるようになっています。こちらは、6点15,000円(税抜)です。

保管期間は、クリーニング工場到着日から最長9ヶ月なので、もし4月に出せば12月まで保管することができます。

満足保証が付いていて、もし仕上がりに満足できなかった場合は、無料で再仕上げしてくれます。

保管環境は、アパレル会社も使用している専用倉庫で、温度・湿度管理が徹底されていて、カビやニオイなどの心配もありません。

カジタク宅配クリーニングの詳細はこちら

「トランクルーム」とは?

トランクルームには、「屋内型トランクルーム」・「屋外型トランクルーム」・「宅配型トランクルーム」といったタイプがあります。

安心して衣類を保管できるのは、温度・湿度管理がしっかりできている「屋内型トランクルーム」と「宅配型トランクルーム」になります。

今回比較するのは、「屋内型トランクルーム」最大手のキュラーズと、「宅配型トランクルーム」で全国サービス展開中のサマリーポケットで比較したいと思います。

屋内型トランクルーム「キュラーズ」の概要

キュラーズの特徴は、ビル全館がトランクルームになっていて、フロア内は鍵付きパーテーションで区切られていて、色んなサイズの収納スペースがレンタルできるようになっています。

キュラーズのトランクルームの拠点は、東京・神奈川・千葉・大阪・名古屋・新潟・札幌・広島・福岡となっています。(2019年5月現在)

ほとんどが、駅から徒歩圏内にあり交通の便も良く、拠点によっては無料駐車場も完備されています。

初期費用として、通常かかる事務手数料や管理費、敷金などの手数料は一切無料となっています。

荷物の出し入れ24時間いつでも可能なので、いつでも着たい服を取り出せます。

保管環境は、24時間空調システムによって温度・湿度管理がされているので、防カビ対策も心配いりません。

セキュリティーは、最新のセキュリティシステムの導入と、日中は常駐スタッフが巡回していて万全が期されています。

保険・補償は、火災保険・盗難保険に加入しているので、大切な衣服も安心して保管できます。

利用料金は、場所や収納サイズによって異なりますが、

幾つか例を挙げると、

東京中野区「中野店」の場合、一番小さいサイズ(BOX-3)で、月額5,000円となります。


北海道札幌市「中央区役所前店」の場合、一番小さいサイズ(BOX-1)で、月額3,100円となります。
福岡市中央区「薬院店」の場合、一番小さいサイズ(BOX-2)で、月額3,300円となります。

最低利用期間は、1ヶ月から利用できるので、短期間の利用もできます。

キュラーズの詳細はこちら

宅配型トランクルーム「サマリーポケット」の概要

サマリーポケットは、日本全国どこからでも、宅配によって荷物を保管・取り出しできるトランクルームサービスです。

初期費用は一切かからず無料で始められます。

月額料金のみで利用でき、1箱20kgまで(レギュラー)1箱250円で預けられ、専用ボックスの料金も含まれています。(ラージは1箱25kgまでで1箱350円)

荷物の取り出しはいつでもできますが、全国一律で1箱(レギュラー)800円の送料がかかります。(ラージは980円の送料)

利用開始月月額料金がかかりませんので、月の初めに預けるのがお得です。

保管環境は、温度・湿度コントロールを24時間365日実施しているため、カビの発生しにくい環境で預けることができます。

荷物を取り寄せる日数は、地域によって異なりますが、関東エリアであれば、最短翌日には届きます。

サマリーポケットの詳細はこちら

それぞれのメリットとデメリット

やはりそれぞれにはメリットとデメリットがあることが分かりました。

メリット デメリット
カジタク宅配クリーニング ・全国どこからでも利用できる
・クリーニングもしてもらえる
・衣類だけなら、クリーニング代込みで格安で預けられる
・毎月の料金がかからない
・預けられる期間が決まっている
キュラーズ
・いつでも出し入れできる
・衣類以外の荷物も収納できる
・全国に店舗がない
・自分で持って行く必要がある
・交通費がかかる
・毎月料金がかかる
・サイズによってはかなり高くなる
サマリーポケット ・全国どこからでも利用できる
・取り出したい時にいつでも取り出せる
・衣類以外の荷物も収納できる
・毎月料金がかかる
・取り出しに送料がかかる

まとめ

以上のように、「宅配クリーニング」・「屋内型トランクルーム」・「宅配型トランクルーム」を比較してみましたが、みなさんならどのサービスを利用したいと思いましたか?

衣類だけを預けるなら、「カジタクの宅配クリーニング」がダントツで安く利用できることが分かります。

ただ、衣類以外の荷物も収納することを考慮に入れるのであれば、トランクルームという選択肢も外せません。

それぞれのメリット・デメリットを考慮に入れて、自分に一番合ったサービスを利用するようにしましょう!

いくら片付けてもモノが入らない・・・収納の救世主はコレだった!

季節物の家電や衣類、年に1度か2度しか使わないクリスマスツリーやアウトドアグッズなど、置く場所に困ることってありますよね?

収納をいくら整理しても置き場には限界があります。

いっそのこと広い家に引っ越そうか・・・なんて人もいらっしゃるかもしれません。

ちょっと待ってください!

引っ越しとなると、賃貸でも敷金や礼金、今住んでいるお部屋の修繕費などがかかることもあります。

もちろん引っ越し費用だってバカになりません。

実はもっと簡単に収納を増やすことができるの方法があるんです!

それがトランクルームです。

トランクルームって何?

トランクルームというのは、普段使わない荷物などを預けることができる貸スペースのことです。

 

例えば、扇風機やストーブといった季節物の家電、アウトドア用品、冬タイヤなどは、一年じゅう使うモノではありませんから、大抵のご家庭ではしまっておく場所に困る人が多いのではないでしょうか?

季節物荷物

そんな時、自宅の近くにトランクルームがあれば、使わなくなったものはすぐにトランクルームに入れておけば、家の中の居住スペースが増え、いつでもスッキリした状態を保つことができます。

実は当サイトの筆者もトランクルームを借りていますが、季節家電はもちろん、タイヤのや衣類まで預けているので、家の中はスッキリ片付いています。

ただ、「トランクルーム」と言っても様々な種類があるので、自分のスタイルや用途に合ったものを選ぶ必要があります。

⇒記事の続きはこちら

トランクルーム
shunoutoをフォローする
収納人